【ニュース】都職員がチケット不正転売で逮捕、計5,000万円分を転売か

プロ野球・宝塚歌劇団・ゆずなどのチケットをインターネットで不正転売したとして、東京都の千代田都税事務所の職員である東京都北区在住の山内浩史容疑者（35）が逮捕された。

山内容疑者は、チケット転売サイトで、「特定興行入場券」に該当するプロ野球・オールスターゲームと宝塚歌劇団の公演のチケット計4枚（定価約2.5万円）を計5万6千円で不正に転売した疑いがある。

この他にもプロ野球やコンサートのチケット3,000枚以上、計5,000万円分を売り上げたと見られれている。

2019年6月に施行されたチケット不正転売禁止法では、特定興行入場券に 該当しているチケットに関しては、定価以上で繰り返し販売することを禁じている。

2019年10月にも嵐チケット転売で札幌市の女性が書類送検されているが、逮捕に至った報道は今回が初めてとなる。

山内容疑者は、同期との給与格差を埋める為に始めた株やFX等の投資で出来た借金返済の為に、チケット転売を始めたという。

今回の事例では、5,000万円分の売上の内5万円分が同法に違反しているということになっているが、法律施行前に実質的には違法行為では無かったが、現行法で考えると違反該当していた売上も相当あるのではと推測される。