2020年7月上演!舞台『機動戦士ガンダム00 ー破壊による覚醒ーRe:(in)novation』第二章が幕を開ける

2020年7月上演!舞台『機動戦士ガンダム00 ー破壊による覚醒ーRe:(in)novation』第二章が幕を開ける

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2019年に上演された舞台『機動戦士ガンダム00ー破壊による再生ーRe:Build』の続編となる『機動戦士ガンダム00 ー破壊による覚醒ーRe:(in)novation』の公演が決定しました!

アニメ1期を原案としていた前作に引き続き、アニメ2期をメインストーリーとして展開されると思われる本作。マリナ・イスマイール不在の中、刹那の、そしてソレスタルビーイングの物語はどのような結末を迎えるのか・・・。

本作も見逃せない作品となりそうです。

目次

『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』とは?

機動戦士ガンダム00』とは、ガンダムシリーズのひとつ。2007年に1期、2008年に2期のアニメが放映されました。

原作はガンダムシリーズでお馴染みの矢立 肇(やたて はじめ)、富野 由悠季(とみの よしゆき)。監督は有名なアニメ監督である水島精二(みずしま せいじ)が務めました。そして、キャラクター原案は人気漫画『LOVELESS』の作者 高河 ゆん(こうが ゆん)と、豪華なスタッフで実現されたアニメでした。

宇宙での戦争が主となるガンダムにおいて、こちらの作品は若干異質です。作品中の年号が西暦で表されていることからも見て取れる通り、現代社会を風刺した、現代社会への疑問を投げかけた側面が強く感じられる作品です。

争いの連鎖、武力行使による平和の獲得、止まらない差別、同じ種族である人間間での争い、資源の独占といった現代を生きる我々にも身に覚えのあるテーマが中心となって描かれています。

この舞台はアニメ2期のストーリーが原案となるとみられます。2期のキャッチコピーは「その再生を破壊する」。このキャッチコピーを覚えていて、かつアニメを見た方であれば「破壊による覚醒」という今回の題名がいかにぴったり来るものかご理解いただけることでしょう。

このアニメには、完結編として映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 ーA wakening of the Trailblazerー』も公開されています。本作でどこまでストーリーが踏み込まれるのかはまだ明らかにされていません。

メインキャラクターの紹介(ガンダムマイスター4名)

本作でガンダムを操るソレスタルビーイング側のマイスターは以下4名となります。

刹那・F・セイエイ(せつな・えふ・せいえい):元ゲリラの少年兵。1期では人を寄せ付けず暴走する面もあったが、2期では生き残ったソレスタルビーイングメンバーの中心となるほど落ち着きを見せた。ダブルオーから発せられるGN粒子の影響を強く受け、肉体が変化しつつある。

ロックオン・ストラトス(ろっくおん・すとらとす):1期で死亡したロックオン(ニール)を引き継ぐ新たなロックオン(ライル)。ニールの双子の弟。スパイ目的でソレスタルビーイングに参加することに同意する。

アレルヤ・ハプティズム(あれるや・はぷてぃずむ):元軍の人体実験の被験者。実験の影響で二重人格になる。温厚なアレルヤに対し、他人格であるハレルヤは攻撃的な性格をしている。同じ人体実験施設にいたマリーを敵軍から取り戻すため戦いを続けている。

ティエリア・アーデ(てぃえりあ・あーで):人型に作られたイノベイド。ソレスタルビーイングのメインシステム・ヴェーダとリンクする存在。人と関わろうとしなかった1期とは打って変わって、2期では人を気遣ったり和ませたりと精神的に成長したことが見て取れる。

原作アニメ1期のストーリー

「平和のための武力行使」を行う私設武装集団「ソレスタルビーイング」。その集団は4機のモビルスーツを所持し、ガンダムによる戦争への武力介入を行っていた。ガンダムの圧倒的な力を手に入れようと画策する各国家軍と、ソレスタルビーイングにとっての裏切者アレハンドロとの戦いを重ねていくガンダムマイスターたち。

最終的にアレハンドロを打ち破ることはできたが、ソレスタルビーイング側も壊滅的な打撃を受け、ガンダムを操れるマイスターの一人 ロックオン・ストラトスが死亡。一時的に散開する事態へと追い込まれました。

原作アニメ2期のストーリー

ティエリア・アーデを中心に組織の立て直しを図るソレスタルビーイング。刹那やアレルヤの帰還、そして新たなロックオンを加え、本格的に活動を再開させます。

先の戦闘を受け、地球連邦として統一を果たした各国は、表向きは平和になったように見えていました。しかしその裏では、独立治安維持部隊「アロウズ」による戦闘や迫害が続けられていました。このアロウズを操ってるのは「イノベイター」と呼ばれる存在。イノベイターとは、ティエリアと同じ人工生命体であるイノベイド。

イノベイターを率いるリボンズと平和のため戦いを続けるソレスタルビーイング。彼らの結末はどうなるのか。こちらは舞台でお楽しみください!

前作:舞台『機動戦士ガンダム00ー破壊による再生ーRe:Build』とは?

『機動戦士ガンダム00-破壊による再生-Re:Build』は2019年2月に公演された舞台です。基本的に生き残ったキャラクターのキャストは、前作と同じ俳優が本作も務めることになっています。

前作は、アニメ1期のストーリーを原案として作られました。しかし、アニメではメインキャラクターであるマリナ・イスマイールを全面カットと、かなり思い切ったストーリー構成に出ました。

また、舞台としての見せ方も独特なものでした。ガンダムというMS(ロボット)を舞台で表現するために、MS内のコックピットを舞台に持ち出すという手法に出たのです。舞台上に作り上げられたコックピットが、舞台を縦横無尽に動き回り、その上で俳優が演技をする。

文章で読むとちょっとイメージが付きにくいかと思いますが、珍しい舞台演出でしたのでぜひDVDやBlu-rayで前作の復習がてら確認してみてください。

舞台『機動戦士ガンダム00 ー破壊による覚醒ーRe:(in)novation』の詳細

  • 会場:新国立劇場 中劇場(初台/渋谷)
  • 公演日程:2020年7月17日(金)~20日(月)、7月22日(水)~26日(日)

キャストは基本的に前作のキャストが続投となっています。アニメ履修者にとっては重要なことなので重ねてお知らせしますと、ロックオン・ストラトスのキャストは前作から変更なしです。また、グラハム・エーカーとミスター・ブシドーは別キャストとなっています。

最後に

ガンダムを舞台化する。モビルスーツでの戦闘シーンが見どころのガンダムを舞台化。「はて、どのようなものだろう?」と話題だった前作に引き続き、セカンドシーズンの舞台化がやってきました。

MSによる戦闘シーンの謎も解け、そして期待以上の舞台を見せてくれた前作。本作もきっと、前回以上の驚きを我々に提供してくれるはず。7月までに前作・アニメを復習してソレスタルビーイングの新たな戦いを見守りましょう。

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複業Webライター。会計系・趣味系メディアなどで執筆中。本職は外資系ひきこもりOL。いにしえのオタクで元腐女子。男女共にツンデレが至高。イケオジも大好物。Twitter:@mikan_mizuki424
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