京都大作戦｜10-FEETが企画する最高の野外ロックフェス！

京都大作戦は、10-FEET（テンフィート）が企画し、京都府立山城総合運動公園で毎年7月上旬の土日2日間で開催される野外フェスです。2008年から10年以上続き、2019年は4日間の開催で動員数は推定10万人に近いとされています。

フェスやライブに行った事ある方は、一度は「京都大作戦」と書かれたTシャツやディッキーズを着ている人を観たことがあるのではないでしょうか。

（この写真は「Mission Impossible」と英語表記ですが、漢字で「京都大作戦」のTシャツとかもあります。）

すっかりこの10年で数が増えてきたフェスですが、独特の空気感があるイベントという意味ではこの京都大作戦は、是非一度は体験してみて貰いたいフェスです。

目次

• 企画者の10-FEETとは

• ライブキッズ達にとって「特別」なフェス

  • 突然のStay Goldの復活
  • SiMのMAHによる伝説のMC
  • 数万人の観客と作り上げる"River"

• これまでの京都大作戦の歴史

人気があるバンドが並ぶラインナップがあるという話では無く、そこでその時にそこにいる人だけにしか味わえない特別な時間があるからです。

オリンピックイヤーで開催しないフェスも少なくない中、今のところ2020年も開催予定になっていますので、もし行けるなら「今年は京都へ行こう」ということです。

京都大作戦の公式アカウント

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• 京都大作戦公式Instagram

企画者の10-FEETとは

10-FEETは1997年に京都で結成された3ピースバンド。メンバーは、

• TAKUMA（タクマ）／Gt, Vo
• NAOKI（ナオキ）／Ba, Vo
• KOUICHI（コウイチ）／Dr

となっています。

今でもライブでは定番ですが、「RIVER」なんかは聴いたことがあるかもしれません。

ライブキッズ達にとって「特別」なフェス

台風シーズンで開催されることもあり雷雨・豪雨との歴史にもなっています。実は2007年に第一回が開催される予定だったのですが、雷雨の影響で中止に。その後も2018年も豪雨の影響で中止になっています。2017年にも雷雨の影響で一時中断がされています。

京都大作戦は、数あるフェスの中でも「特別」と言われているのですが、1つ目に挙げられるのが「ごみ拾い」という習慣。会場は、フェスの終了後自主的に残った観客によって清掃されていきます。

2つ目は、そのアットホームな空気感からか、ライブ中に他のバンドが乱入してくるケースがとても多いこと。（笑）

これは演者であるバンドマン達もこのフェスの空気に当てられているからでしょうか。それだけ、「みんなが自由に楽しめる」フェスはこの規模だと他にはなかなか見当たりません。

3つ目は、これまでに数多くの伝説が生まれているフェスでもあって、その積み重ねが京都大作戦自体のバックグラウンドストーリーになっています。

突然のStay Goldの復活

メロコア大好きを自認する当編集部の記事の中では、度々出てくるのが、Hi-STANDARD（ハイスタンダード）、通称・ハイスタ。2013年はメンバーである横山健と難波章浩がそれぞれ、Ken Yokoyama（Ken Band）とNAMBA69というバンドで出演していました。

10-FEETはこのハイスタの名曲であるStay Goldをステージでカバーするのですが、その最中に奇跡が起こります。

SiMのMAHによる伝説のMC

「あの丘を超えるのに5年掛かったよ」

SiMのボーカルMAHによるMC（演奏の合間に演奏者が話をすること）で、度々他の動画や企画でも伝説のMCとして取り上げられています。

京都大作戦にはメインステージ（源氏ノ舞台）とサブステージ（牛若ノ舞台）があります。当然、メインステージの方が収容人数が大きく、有り体に言えば人気と実力があるバンドが出演出来ます。

サブステージは若手育成という面もあります。このMCはSiMが初めて京都大作戦の源氏ノ舞台に出演した時のものです。

数万人の観客と作り上げる"River"

これがライブだ、という感じがしますが、スマホの光で作る「川（River）」です。先程紹介したように、これは10-FEETの代表曲です。

ちなみに、この動画でマイクで話しているのはDragon Ashの降谷建志です。

大合唱しているのは、その現場で聴くと凄いのですが、大体スマホ録音だと近くの音しか聴こえませんね。（苦笑）

ちょっとこれは前の2つとは違って心震える感じでは無いですが、この暖かい感じは京都大作戦そのものという気がします。

これまでの京都大作戦の歴史

これまでの開催と出演者一覧はこちら。

開催が中止となってしまった2018年の出演者を全て呼ぶ為に、2019年は4日開催に。10周年の2017年には3日開催になっていますが、基本的にはずっと2日開催です。

観て分かるように、（いや、パッと観じゃ分からないですが）、Dragon Ashとdustboxは初年度から2019年まで皆勤賞が続いています。他にも毎年出ていそうなバンドもありますが、5-7回です。13年連続の皆勤賞は、続けている、10-FEETはもちろんですが、Dragon Ash、dustboxも凄いですね。