スキマスイッチの足跡|オススメ曲とともに辿ります

スキマスイッチの足跡|オススメ曲とともに辿ります

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スキマスイッチは、2003年にメジャーデビューした2人組の音楽ユニットです。

デビュー以来現在まで、長きにわたって、日本のPOPSを牽引してしています。

代表曲は「全力少年」や「奏」、「ボクノート」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

今回は、スキマスイッチの曲とともに、彼らの出会いから、今日までの足跡を辿ります。

目次

スキマスイッチのメンバー

スキマスイッチ(@sukima_official)は、大橋卓弥さんと常田真太郎さんの2人からなるユニットです。

1999年の結成から約20年経った現在まで、音楽業界において多くの活躍をしています。

まずは、2人のプロフィールと、彼らの特徴的なソロ活動を見ていきます。

大橋卓弥 おおはしたくや

  • 担当:ボーカル、ギター、ハーモニカ
  • 1978年5月9日生
  • 愛知県東海市出身

小学生のころからピアノを習うなど、幼少期から音楽に触れて育ちました。

ソロ活動は、アニメーション映画「SING」のゴリラのジョニー役で声優などがあります。

常田真太郎 ときたしんたろう

  • 担当:鍵盤、コーラス
  • 1978年2月25日生
  • 愛知県名古屋市出身

ソロ活動は、元ちとせや、松たか子いきものがかりなど、数々のアーティストの楽曲の、アレンジ・プロデュースなどがあります。

2人の出会いとグループ名の由来

1999年に大橋さんが、常田さんに曲のアレンジをお願いしたことがきっかけで、スキマスイッチが結成されました。

「スキマスイッチ」というグループ名の由来は、深い意味があるわけではないらしく、響きを重視して作られたそうです。その、エピソードがとても印象的でした。

まだグループ名が決まっていない頃、2人で常田さんの部屋に居た時、グループ名を決めることになりました。ふと目についたもの全てを口に出してみて、響きの良いものをグループ名にしようということに。

そこで最初に決まったのが「スイッチ」で、あとから「隙間」が出てきたとのことです。

それらを組み合わせて、「スイッチスキマ」と「スキマスイッチ」どちらが良いかを考え、結果的に「スキマスイッチ」になりました。

かっこよくしようとすると、逆に後々ダサくなってしまうから、初めからかっこ良さを狙わない名前にしたそうです。

今となっては、温かみのある素敵な名前として定着しました。

スキマスイッチの活動の歴史

ここでは、スキマスイッチの今日までの活躍を、代表的な曲と共に少し駆け足で振り返ります。

結成〜結成10周年まで

1999年:スキマスイッチ結成。

2001年:新宿、渋谷周辺を拠点にしてライブ活動を本格スタートする。

2003年:初のシングル「view」でメジャーデビュー。

印象的なイントロ。圧倒的な歌唱力を見せるデビュー曲。

2004年:2枚目のシングル「奏」をリリース。

ピアノをやっている人なら、一度は弾き語りをしてみたいと思うのではないだろうか。イントロのピアノが印象的な一曲。

2005年:5枚目のシングル「全力少年」でオリコンシングルチャート初登場3位を獲得。スキマスイッチのシングル史上最高順位。

同年、初めての「NHK紅白歌合戦」への出場を果たす。

長い間多くの人に愛されている曲。慣れきった日常を打開する勇気をくれる曲。

ドライブをしながら熱唱すると、とても気持ちが良い。

2006年:7枚目のシングル「ボクノート」が日本レコード大賞の金賞を受賞。

「映画ドラえもん のび太の恐竜2006」の主題歌として大ヒット。スキマスイッチの代表曲の一つ。

2007年:初のベストアルバム「グレイテスト・ヒッツ」をリリース。

2008年:個人としての更なる成長のため、スキマスイッチとしての活動と、ソロ活動を両立して行う。

2009年:再始動の年。1999年の結成から10年を記念して、メンバー2人のみでのツアーを行う。新曲の「雫」が同年1月からNHK教育テレビで放送された「獣の奏者エリン」の主題歌として話題となる。

結成11年〜現在

2013年:デビュー10周年を記念して、「POPMAN’S WORLD 〜All Time Best 2003-2013〜」をリリース

「POPMAN’S WORLD」より「雫」

ファンたちからは、「隠れた名曲」と称されている。

2016年:「POPMAN’S WORLD」の対となるアルバム「POPMAN’S ANOTHER WORLD」をリリース

2018年:デビュー15年の記念すべき年。アルバム「新空間アルゴリズム」リリース「未来花」という名曲が誕生

2020年:「全力少年 Remastered」がディズニー&ピクサーの「2分の1の魔法」日本版のエンディング曲に起用される。

2005年に発売してから15年経過した今、再度注目され、さらに人気が高まる。

これ無しでは語れない!スキマスイッチのオススメ曲5曲

数ある曲の中から、スキマスイッチファンの筆者が特にオススメしたい曲を5曲、

厳選してお伝えします。

飲みに来ないか

「こんなこと、自分もあるなー」と思ってしまう。男女の関係を描いた一曲。

歌詞に登場する2人が、なんだかんだ仲が良くて微笑ましい。

トラベラーズ・ハイ

晴れた日に車の窓を開けて、外の空気を感じながら聴くと、なお最高。

まさにドライブのための一曲。

YouTubeに上がっているこの動画は遊び心いっぱいで、

観ている側が思わずにこにこしてしまう。

何らかの事情があって、一緒になれない男女の恋愛模様を描いた一曲。

切ない世界観が、歌とピアノで表現されている。この曲も「奏」と同様ピアノで演奏してみたくなる。

Revival

テレビ朝日系のドラマ「おっさんずラブ」の主題歌として人気に。

同作の映画版主題歌にもなっている。ミュージックビデオには、主演の田中圭さんも出演していることで話題に。

Ah Yeah!!

AメロからBメロ、そしてサビへの曲の流れによって、聴き手の気持ちも高まる。

ライブで盛り上がること必至。カラオケで思いっきり熱唱したい曲。

今回は5曲のみピックアップさせていただきましたが、これらの曲の他にも、まだまだ聴いていただきたい曲は数多くあります。

ぜひ、たくさん聴いてみていただけると嬉しいです。

また、スキマスイッチは、2020年アナログ専用レーベル「KU-KAN RECORDS」を設立しました。

「KU-KAN RECORDS」から出されているディスクは、すべて7インチのアナログディスク(いわゆるレコード)となっています。

ストリーミング再生が主流となっているこの時代に、あえてアナログ盤を発売することに、音楽づくりへのこだわりを感じます。

デジタルなストリーミング再生では感じられない、ディスクの重厚感や音質を感じられる機会を提供することが、スキマスイッチの2人のこだわりなのではないでしょうか。

今後も、スキマスイッチがつくる音楽を楽しみにしていきたいと思います。

所属事務所概要

  • 所属事務所:株式会社オフィスオーガスタ
  • 事務所設立:平成4年11月2日
  • 本店所在地:東京都渋谷区神宮前1−5−8神宮前タワービルディング2F
  • 事業内容:
    1. 音楽制作プロダクションの経営
    2. 音楽ソフトパッケージの企画・制作・販売
    3. 各種イベント、コンサートの企画や製作
    4. 広告、宣伝の企画や製作
  • 他の所属アーティスト: 山崎まさよし、元ちとせ秦基博さかいゆうなど

1999年より事務所所属アーティストが出演する「Augusta Camp」というライブが始まり、これまで毎年欠かすことなく、出演アーティストを増やしながら続いてきました。

スキマスイッチが参加しはじめたのは、2002年の「Augusta Camp 2002」からとなっています。

その次の年の2013年の回は、「Sukimaswitch in Augusta Camp 2013〜Sukimaswitch 10th Anniversary〜」というタイトルで実施され、10周年を迎えたスキマスイッチがプロデュースした回となりました。

2018年に実施された回は、オーガスタキャンブ開催20周年を迎え、オーガスタキャンプならではのコラボや、各アーティストのヒット曲や代表曲が披露されました。

単独のライブとは一味違った雰囲気を味わえるAugusta Campも、興味がありましたらぜひ見てみていただきたいと思います。

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【フリーランスWebライター】アイドル系やロック、アニソンなどジャンル問わず音楽を愛する人。ライブやフェスなどの現場には足繁く通うが、基本的には引きこもり体質。趣味は読書と睡眠と断捨離。
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