
名曲で知る、日本の現役メロコアバンド|メロコアってなに?
メロコアって何ですか?に一言で言ってしまうと、「フェスやライブでダイブしたくなる音楽!!」(笑)という感じになってしまうのですが、ちょっと分かりにくいですね。
Hi-STANDARDやELLEGARDEN、MONGOL800、WANIMAが好きな人はきっと好きになれる音楽だよ、ということにしておきましょう。
ジャンル分けは人によっても違うし、何がメロコアなの?っていうのは時代感によっても変わったりするので正解は無いものだと思っています。
思っているので、何となく読んでいる方が、好きな音楽増えればいいなというのがこの記事の趣旨です。
有力な現役バンドを名曲と共に紹介していきますね。
目次
メロコアの意味
メロコアの意味的なところで言うと、「パンク」の一種類である「メロディック・ハードコア」の略が「メロコア」です。ただ、日本の「メロコア」は、海外で言えば、「ポップ・パンク」や「スケート・パンク」にかなり近い感じの音楽性になっています。
というのが教科書的な分類です。
よく言われる国内の分類としては、
- ドラムが高速ツービート
- ギターが「ダダーダ」のリズム
- 歌詞が英語の場合が多い
というモノですね。これに加えて、
- よくライブする!フェスにも出る!
- 服装は大体、
- Tシャツ+短パン
- Tシャツ+ジーンズ
- たまに革ジャン?
- 自分でレーベル立ち上げていたり、テレビとかにはあんま出ない
みたいな属性があります。
元々、「パンクの精神はDIY!」みたいなところがあって、いわゆる「メジャーデビュー」をせずにインディーズに分類されていました。
(今となっては、CDがメジャーレベールが出されているかどうかはあまり重要では無くなっていますが)
1990年代の頃には相当アウトローな雰囲気が出ていたのですが、フェスが全盛期となり、CDでは無く音楽配信が全盛期になった今となってはそういった要素はかなり薄くなっています。
それは置いておいて、何となく僕らが2020年の日本でメロコアだと思えるものが何なんのかの話をしていきます。
メロコアの洋楽バンド
教科書的なものは置いておくと言ったのですが、もう1つだけ。海外の有力バンドについて言及させて下さい。
メロコア四天王と言えそうな存在がありまして、それがこの4バンドです。
ちょっと古めのバンド達ですね。筆者の好みだけで言えば、NOFXとか結構好きです。
実際聴いてみて、好き嫌いはあるし、必ずしもここから紹介する「メロコア!」って感じの楽曲ばかりでも無いです。なので、気になったらちょっとYoutubeや音楽サブスクで聴いてみるといいかも!くらいの位置づけになります。
ただ、この辺りの影響を結構みんな受けているよ、と言われています。
他にも、
あたりは、メロコアの枠を超えてかなり売れているバンドですが、代表例として挙げられます。
国内的に言えば、
- SNUFF
- mad caddies
の2バンドも今活躍しているバンド達にはかなり影響を与えていそうです。
国内の有力メロコアバンドの一覧
あくまで、現在も積極的にライブ活動をしていて、その気になれば来月でもライブに行けそうなバンドを選んでみました。
やっぱり、ライブで聴いてなんぼかなぁと思っているので。
ベテラン5組、中堅3組、若手3組という構成にしてみましたので行ってみましょう。(ちなみに多分、この区分、あんまり機能していないです)
10-FEET
10-FEET(テンフィート)は京都大作戦|10-FEETが企画する最高の野外ロックフェス!でも説明したように、「大作戦」を企画しているバンドという方が通りがいいかもしれません。
1997年結成、90年代デビューですが、主に2000年代始めから活躍を始めています。2020年代に入った現在では、このジャンルでは「大御所バンド」であるとも言えます。
MAN WITH A MISSION、東京スカパラダイスオーケストラ、TOTALFAT、MINMIなど複数のアーティストとのコラボ曲があります。
代表曲 : RIVER / 10-FEET
Ken Yokoyama
Ken Yokoyama(Ken Band)はHi-STANDARDのギター、横山健が2004年結成したバンド。(この名称は個人の名義では無く、あくまでバンド名ということです)
活動歴も長く、曲数もある為、名曲に分類される曲も多いです。殆どサブスクでの配信が無いのが難点ではありますが。
現在も精力的にライブを続けており、生きる伝説、といった扱いです。
同じく横山健が代表を務めるPizz of deathが主催するSATANIC CARNIVAL(サタニックカーニバル)というフェスがありますが、これは本人は出演はしていますが、別のスタッフが中心に動いてるということです。
代表曲 : I Won’t Turn Off My Radio / Ken Yokoyama
NAMBA69
NAMBA69(ナンバシックスティーナイン)はHi-STANDARDのベース・ボーカル、難波章浩が2013年に結成したバンド。元々は3ピースでしたが、2016年にko-hey(ギター)が加入し、4ピースに。
楽曲としても、このタイミングから幅が広がり、バンドとしては大きな飛躍のキッカケになっています。2015年以前はキャッチーな「メロコア!」って感じの曲だったのが、スクリーモ・ラウドロックの要素が組み合わさり、独自のNAMBA69の色が出てくるようになってきました。
メロコアバンドは、メロコア×○○○でバンド独自色が出てくることが多いですが、ko-heyの加入でNAMBA69はNAMBA69というジャンルを確立した感があります。
過去の「難波章浩」のイメージが強い人は、聴き直してみるとイメージが変わるかもしれません。
代表曲 : CHANGE / NAMBA69
HAWAIIAN6
HAWAIIAN6(ハワイアンシックス)は1997年に結成された3ピースバンド。曲調は、マイナーコードを多めに使った哀愁漂う暗めの曲が多いのが特徴です。2020年に入った現在でも精力的にライブを続けており、筋金入り・生粋のライブバンドと言えます。
代表曲に上げたMAGICはSEKAI NO OWARIにもカバーされています。歌詞を日本語訳すると、グッと来る曲が多いです。
メロコアというジャンルは、あまり歌詞が重要視されないというのが筆者の偏見なのですが、HAWAIIAN6はじっくり読み込んでみても味わい深いです。同時に歌いやすくもあるので、カラオケではオススメだったりします。
代表曲 : MAGIC / HAWAIIAN6
dustbox
dustbox(ダストボックス)は1996年結成のスリーピースバンド。ボーカル・SUGAのハイトーンなボーカルとキャッチーな聴きやすい曲が特徴です。ギターとベースの演奏力もハイレベルで、曲調はハイスピード。作業用として、聞き流しながらメロコアの世界に入ってこようと思うなら初心者には1番オススメのバンドです。
日本でも最も王道でスタンダードなメロコアバンドなんじゃないでしょうか。2003年以前は何故か日本語歌詞のローテンポな曲を出して、メジャー・デビューしていた黒歴史のような曲があるので、音楽サブスクで聴く時には注意して下さい。(笑)
代表曲 : RIOT / dustbox
SHANK
SHANK(シャンク)は2004年に結成された長崎出身のスリーピースバンド。BLAZE UP NAGASAKIというフェスを毎年地元の長崎で開催しています。「BAiTFiSH RECORDS」という自身のレーベルをavex内で立ち上げています。
スカ調のカッコいい良い曲、ドラムの手数が多いハイスピードな曲が特徴です。SHANKの何がいいかと言えば、とにかくライブが良いです。おい、語彙力って感じなのでが。(笑)曲間のMCで話すことも雑談程度で、特に気合入った名言とかが出てくるわけでは無いのですが、自然体に音楽楽しもうぜ、というのが伝わってくるライブです。
代表曲 : Weather Is Beautiful / SHANK
HEY-SMITH
HEY-SMITH(ヘイスミス)は2006年に大阪で結成されました。2015年に複数のメンバーが脱退し、解散の危機に陥りますが、新メンバーを加えて復活します。HEY-SMITHは、ベース、ギター、ドラムのスリーピースに、ホーンセクションのサックス、トランペット、トロンボーンを加えた6人構成でメロコア×スカのスカパンクバンドと言えます。
ギター、ベースのツインボーカルに3名のホーンセクションがいる為、音の厚さはメロコアというジャンルの中では随一。スカで踊れる曲も多い為、ライブも盛り上がるという最強武装な感じがするバンドです。
代表曲 : Endless Sorrow / HEY-SMITH
WANIMA
WANIMA (ワニマ)は2010年結成、熊本出身の3ピースバンド。2017年には紅白出場、auの三太郎CMで使われたり、松本人志とCMで共演したり、このジャンルでは最も売れているバンドだと言えます。最近ではONE PIECEの映画の主題歌なんかも出していますね。
元々、歌詞は基本的に日本語。歌謡曲のメロディーをメロコアのリズムに乗せているような所が特徴だったのですが、ここ最近の楽曲は、(特にアルバムを聴いていると)かなり歌謡曲側に寄っている曲調になっています。
代表曲 : THANKS / WANIMA
dizzy sunfist
dizzy sunfistは2009年に結成された大阪府出身の3ピースバンドです。Gt・あやぺたとBa・いやまのフロント2人が女性なので女性ボーカル・女性コーラスというのが特徴です。ドラムのmoAiが半端無く上手い。
楽曲は聴いてて気持ち良くなる、明るめ・速めの正統派なメロコアです。
代表曲 : The Dream Is Not Dead / dizzy sunfist
ENTH
ENTH(エンス)は2010年に結成された名古屋出身の3ピースバンドです。正統派のメロコアというよりは、メタル・ハードコア要素も入っているのが特徴です。代表曲に挙げてしまった「ムーンレイカー」は正統派メロコアで、日本語歌詞なのである意味異質な感もあります。(おい)
とにかくENTHはライブが凄い。今1番熱いライブをやってくれるバンドかもしれません。入れ込み過ぎて記憶が無くなる位、引き込まれます。全然曲知らなくても、音源聴いてピンと来なくても、ライブに行けば楽しめるよ、という位今いいライブをしてくれるバンドです。
代表曲 : ムーンレイカー / ENTH
ハルカミライ
「2020年ブレイクが期待されるメロコアバンド」という記事でも紹介しているハルカミライ。八王子出身の4ピースバンドです。2019年、既にかなりブレイクした感もありますが、2020年には更に飛躍が期待されます。WANIMAにも似た期待感があるバンドですが、ライブ力がかなり高い。
いわゆるメロコアなライブというよりは、他のジャンルが好きな人でも惹き込まれる位、ライブの満足度が高いです。最近のバンドは曲が有名になるというよりは、圧倒的にライブで支持されるというのが重要になってきるているなと思わされます。
日本語歌詞に転調を多用する現代っぽいスタイルが特徴ですが、このジャンルに上手くはめているのが独自の色になっています。
代表曲 : PEAK'D YELLOW / ハルカミライ
Track's
Track's(トラックス)は2014年に結成された静岡出身の3ピースバンドです。高音の伸びがある男性ボーカルに高速メロコアというメロコアが好きな人にどストレートではまりそうなバンド。これから来る!という期待感は1番あります。
代表曲 : 17 years / Track's
さいごに
以上、2020年現在でライブで見れる11バンドを代表曲と共に紹介してきました。
少しでもメロコアに興味を持ってもらえたり、あんまり聴いたことが無いメロコアバンドを知るキッカケになればうれしいです。