
電子チケットサービスのチケボ/チケットボード(ticket board)とは
チケットボードの概要
チケットボード(ticket board)は株式会社ボードウォークが運営する電子チケットサービス。略称はチケボ。
2019年4月末時点で800万人の会員数を誇る、日本でも最大級の電子チケットサービス。QRコードで電子チケットが発行され、入場口での顔写真表示が出来るスマホアプリ「LIVE QR」とWebサイト「ticket board」がある。
電子チケットサービスなので、純粋に購入されたチケットの電子チケット発券・入場までの機能を担う。チケット販売サイトや、特定のポータルサイトのようにチケット販売の仕組みを提供するわけでは無い。
目次
これまでのボードウォーク社のHPによれば、これまでの取り扱い実績は下記のようになっている。
安室奈美恵、E-girls、EXILE、SMTOWN LIVE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE、SHINee、GENERATIONS from EXILE TRIBE、少女時代、東京ガールズコレクション、TWICE、ナオト・インティライミ、氷室京介、Mr.Children、矢沢永吉、L'Arc~en~Ciel
2010年スタートで、ガラケー時代から現在まで電子チケットサービスを提供している。そのためか、ウェブサイトの作り等は若干古い感じがする部分もあるので、この記事では使い方の部分も含めて丁寧に説明してきたい。
※2020年2月までガラケーにも対応していたが、現在は終了している
チケットボードの使い方
会員登録
チケットボードの会員登録では、住所・電話番号・メールアドレス・生年月日・性別・職業などの情報の入力が必要になる。
画面の表示は携帯メール(キャリアメール)という表示になっているが、Gmailや他のフリーメールでも登録出来、メールが来ないということは無い。
「既に登録されています」という表示が出て、登録できない方は、ログインをしてみよう。
ログイン・ログアウト
ログイン・ログアウトは通常のハンバーガーメニューが設定されておらず、非常に分かりにくい。
ログインができないわけでは無く、
- トップに上段右側に大きく表示さている「マイページ/会員情報変更」
- 下から二番目の「サービスメニュー」>「マイページ/会員情報変更」
からログインすることが出来る。
マイページからは会員情報の変更やメールアドレス変更・パスワード変更・退会などもこちらから手続きが出来る。
本人確認書類の提出やSMS認証は不要になっている。(事実上いくらでも複数アカウントが作れてしまうので、不正転売防止策としては若干不安が残る)
会員証
マイページの中からおサイフケータイに対応した[チケットボード会員証]という機能にもアクセス出来るが、対応機種を持っていないとメニューに表示されない。チケットボード会員証の対応機種の一覧はこちらになっているが、ガラケー、ほとんどのiPhone、格安スマホ、タブレットは対応していない。
機種変更をした場合には、
「サービスメニュー」>「マイページ/会員情報変更」>「会員証メニュー」>「※機種変更等による再ダウンロードはコチラ」
から再ダウンロードが出来る。
買い方
基本的に、ポータルサイトのようになっているわけでは無い為、検索機能は無いが、トップページに購入出来るチケット一覧が表示されている。(購入出来ないチケットも表示されている)
同行者の分も含めて購入する場合には、購入時にチケットボードに登録したメールアドレスが必要になる。
購入する際の手数料等は、公演次第で異なるので、個別での確認が必要になる。
また、購入の際には会員登録が必要。
購入の際に座席指定が出来るチケットと出来ないチケットがあり、出来ない場合は悪い席に当たる場合もある。その場合にも購入後はキャンセルが出来ないので、実施されていれば後述の定価トレードを使うのが唯一の選択肢になる。
支払い手段はクレカとコンビニ払いに対応している。
- クレジットカード
- デビットカードは非対応
- コンビニエンスストア支払い
- コンビニ支払いに必要な収納代行番号はマイページで確認出来る
- 対応コンビニは以下
- セブン-イレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- サークルK・サンクス
- セイコーマート
- デイリーヤマザキ
- ミニストップ
- 支払い後の入金確認はマイページで確認出来る
抽選のチケットをクレカで決済する場合は、当選確定後の引き落としになるが、この場合もキャンセルは出来ないので注意。
発券
購入した公演のチケットは場合によってはすぐ発券出来ず、メールにて案内が来てから可能になるケースもある。通常は購入時に発券開始日が案内されるが、場合によってはいつになるか分からないものもある。
チケット受け取りは、発券案内のメールにあるURLをクリックするか、マイページの中からリンクをクリックするかで行うことが出来る。この際に、チケットの分配や座席指定が出来るものもある。
チケットダウンロードは画像形式のQRコードになっており、
- スクショ
- 長押しによるダウンロード保存
といった方法でダウンロードが出来る。
尚、本人分のチケットの譲渡や名義変更は出来ないので、転売という形を取る場合は、分配分のチケットしか出来ないので注意が必要だ。分配は発券開始後に可能になるが、一度分配者を指定してまうと後から変更が出来ないものがある。
アプリ
QRコードが保存出来ない・ダウンロードできない、もしくは顔写真での本人確認が必要な場合は、スマホアプリ「LIVE QR」をダウンロードする必要がある。Android版とiOS版が公開されており、ガラケーではダウンロードが出来ない。
アプリでは、QRコードと本人画像の表示は出来るが、チケットの購入などは出来ない。
同行者への分配方法
分配とは申請者が購入した複数チケットを同行者のアカウントへ送ることを指す。
同行者への分配は、マイページから行われる。案内は、メールに送られる為、同行者のメールアドレスを入力する必要がある。また、このメールアドレスはチケットボードに登録されたメールアドレスである必要がある。
メールが来ない場合には一旦分配をキャンセルしドメイン拒否によりメールが届かないケースがあるので設定などを確認した上で再度実施する。
同行者の変更
同行者の変更は公演によっては下記のような申請を送らないと出来ないものがある。
申請が不要なものは一度分配をキャンセルし、分配者のメールアドレスを変更すれればよい。
同行者が携帯を持っていない場合
同行者が子供で携帯が無いなどの場合には、
- ガラケーもしくはPCでチケットボードで会員登録
- 分配した上で当日は申請者と一緒に別窓口へ
という入場方法を取ることになる。尚、この場合にも申請者は必ずスマホかタブレット端末が必要になる。
チケットボードの定価トレード
チケットボードでは行けなくなったイベントのチケットをキャンセルする代わりに「定価トレード」という公式リセールの仕組みを導入している。
キャンセルは出来ないが、買い手がいる場合には定価で譲渡出来るという仕組みだ。チケットボード自体が仲介する仕組みなので、詐欺などの危険が無く、安全に利用出来るというのがメリットになる。
ただ、定価トレードは他の公式リセールと同様に、電子チケットのみに対応しているので注意が必要だ。
定価トレード やり方
出品する場合
マイページから出品が出来る。ただし、該当のチケットが定価トレードを実施している場合に限る。また、定価トレードが実施されている時期も決まっているので、こちらも事前に確認する必要がある。
出品すれば必ずしも買い手が決まるわけでは無いが、買い手が見つかった場合には、チケット代金から手数料等が引かれた料金を受け取ることが出来る。
代金の受取方法は、
- 銀行振込
- チケットボードへの登録名と銀行口座名義が一致している必要がある
- 振込までは2-3週間程度の時間が掛かる
- コンビニ現金受取
- 1万円以上の場合は、コンビニでの受取は出来ない
- 受取はすぐに出来る
の2つの方法がある。
購入する場合
支払い方法はクレジットカードだけとなる。購入したチケットはマイページから確認出来る。
動画配信
neo bridge
2020年7月15日から「neo bridge(ネオブリッジ)」を正式にスタート。
配信や物販といった他社と同様のサービスに加えて、
- オープンチャット
- クローズドチャット
- ビデオ・ボイスチャット
といったファン同士のコミュニケーションが取れる機能に力を入れている。
チケットボードの問い合わせ先
チケットボードのインフォメーションセンターはコールセンターだけとなっており、メールでの問い合わせは受け付けていない。
尚、チケット申込受付は無く、公演毎に番号も変わるが共通の電話番号は下記になっている。
- 電話番号:0570-006-506(PHS、IP電話:03-6630-0667)
- 営業時間:12時~18時(日、月、祝休み)
全て電話での対応となる為、混み合う時間帯には電話がつながらないことが想定される。敢えて繋がりやすい時間を挙げるとすれば15-16時あたりだろう。
チケットボードの評判
チケットボードが導入された当初はシステムエラーで入場出来ない、転売チケットで入場出来きた人と出来なかった人がいるなど、様々なトラブルが発生していた。クレームは運営会社だけで無く、消費者センターへもいったようだ。
現在ではその手のクレームは減っているが、「使い方が分からない」と言った声は多い。
チケットボードの運営会社
チケットボードの運営会社は株式会社ボードウォークで、元々は2010年に電通(及び電通国際情報サービス)とNTTドコモの合弁で設立された会社。
そういった背景から設立当初から氷室恭介、安室奈美恵、宇多田ヒカル、少女時代、Shinee、SMタウン、東京ガールズコレクション、アミューズハンサムライブ、BENIなど大物アーティストのチケット販売を担っていた。
当初はガラケーでチケットボードを運営しており、他にcontent board、shopping board、information boardなどもあった。
チケットの不正転売問題対策の為の業界団体、チケット適正流通協議会にも所属する。
会社概要
- 会社名 : 株式会社ボードウォーク
- 所在地 : 東京都千代田区麹町1丁目7番地 相互半蔵門ビル8階
- 資本金 : 4億7980万円
- 主要株主 : 電通、NTTドコモ、ドリームインキュベータ、他
- 設立年月日 : 2010年5月27日
- 役員 :
- 代表取締役社長 : 遠藤 政伸
- 取締役 : 山川 隆義、半田 勝彦、飯田 尚一、前田 義晃、丸山 茂雄(社外取締役)
- 常勤監査役 : 川西 保
- 執行役員 : 畠山 忠、藤澤 準子、近藤 央士、前川 佳輝
- 事業概要 :
- チケット事業
- ファンクラブ事業
- グッズ・EC事業
- データマーケティング事業
沿革
- 2015年9月 : ドリームインキュベータと資本提携、総額5億円を資金調達
- 2016年6月 : 公式再販サービス「定価トレード」を開発
- 2017年10月 : セブン-イレブンでの決済サービスを導入
- 2018年7月 : 電子スタンプチケット「QuickPASS」をリリース
- 2019年6月 : QRコード・電子チケットアプリ「LIVE QR」をリリース