
TIGETの具体的な利用方法は?初心者でも簡単!スマホで全て完結
TIGET(チゲット)は、強がりセンセーションやdkrといったマイナーなアイドルやバンドグループのライブを広く取り扱っているチケット販売サービスである。また、近年ではライブだけでなく、撮影会や文化セミナーなど幅広い分野のチケットを扱っている。現在はWebサイトのみ運営されていて、アプリは無い。株式会社grabssによって運営されている。
このように多種のイベントを扱っていることから、TIGETはライブイベント掲載数No.1のサイトを誇っている。そのため、イベント好きの方であれば今後一度は使う機会があるかもしれない。
だが、初めて使うチケットサイトではどのような流れで購入するのか、実際に予約ができているのか不安に思う人も多いだろう。
今回は、マイナーイベントにもマルチに対応しているTIGETを利用した実際の購方方法や注意点を詳しく解説する。
目次
TIGETとは
イベントページの作成から販売管理を行う主催者と、チケットを購入してイベントに行く参加者を媒介する電子チケットサービスである。会員登録をしていれば、ライブやイベントなどの行う際の予約や決済、さらには当日の入場やチケット表示まで全てスマホで完結できるということに特徴がある。また、本人確認が必要なイベントでも、事前に顔認証登録をすることによって、当日はスマホ1つでスムーズに会場入りできる。
他のチケットサイトでは、コンビニでチケットを印刷したり、当日に身分証明書が必要なところもある多いので、多くの手間が省ける点で、かなりの優れものである。TIGETのチケット販売実績としても、これまでに50,000以上のイベントにて使用されてきているので、チケットサイト初心者でも安心して利用できる。
ただし、イベント主催者が直接チケットを販売する形式となっているため、後ほど紹介するリセール(譲渡)やキャンセルに関しては、そのイベント毎によって対応が異なるので、注意が必要だ。
TIGETの登録方法
TIGETでは会員登録を行わなくても、チケットを予約・購入することが可能である。
だが、非会員の場合はチケット情報がメールで送付されるため、スマホで全て完結できるメリットが使えないことや、キャンセルや取り置きも毎回サイトにアクセスする必要がある。
その点で、会員の場合はマイページから予約・購入しているチケットのステータスが一目で確認できる他、スマホで完結できるシステムを利用できるため、コンビニでチケットを発券したり、代金を支払いに行く手間が省けるため非常に便利である。
会員登録は無料で、煩わしいメルマガや勧誘電話もないので、ぜひこの機会に会員登録をしてみよう。
会員登録の方法
スマートフォンの場合
- 画面右上のハンバーガーメニュー(三本線)をタップ
- 「新規会員登録」をタップ
- SNS(TwitterやFacebookと連携)、又はメールアドレスを入力
- 入力をしたメールアドレスあてに登録確認のメールを受信
- メール内のURLを開くことで会員登録が完了
パソコンの場合
- 画面右上の「新規会員登録」をクリック
- SNS又はメールアドレスを入力
- 入力をしたメールアドレスあてに登録確認のメールを受信
- メール内のURLを開くことで会員登録が完了
TIGETの使い方
支払い方法
基本的な支払い方法は、ビザやマスター、JCBなど各種クレジットカードがメインとなる。その他にもデビットカードやプリペードカードも使用可能だ。
クレジットカードを持っていない場合は、TIGET公式提携決済アプリの『バンドルカード』をインストールすることで、コンビニ支払・銀行振込・後払いなど、多くの決済手段から選択することができる。
また、支払い方法は当日・事前支払いの2パターンがあり、イベントによってどちらの支払いか異なる。
当日支払いの場合は、購入者への手数料やシステム利用料の負担がない。
一方で、事前払いの場合はチケット料金に加えてシステム利用料(1枚あたり¥99)が加算される。また、事前払いのチケットをキャンセルした場合は、このシステム利用料も返金される。
キャンセル
購入したチケットをキャンセルする場合は、主催者が判断するためイベントによって異なってくる。
キャンセル料金がかからないこともあるが、場合によってはキャンセルを受け付けていないことや、当日キャンセルの場合は料金がかかってしまうイベントもある。
そのため、購入前に参加するイベントのキャンセルポリシーを必ず確認しよう。
キャンセル可能な場合も、その方法は会員・非会員により手順が以下のように異なる。
会員の場合
- ログイン後、マイページにある「予約・購入しているチケット」にアクセスをする。
- キャンセルするチケットの枠内の「キャンセルについて」にある「I(インフォメーション)マーク」を押すと、キャンセルについて案内が表示される。
- 案内に沿って手続きを行う。
非会員の場合
- 予約完了メール(件名:『【TIGET】チケットのご予約ありがとうございます』)に、キャ ンセルについての案内があるので、そこに添付されているURLにアクセスする。
- URLにアクセス後、案内に沿って手続きを行う。
譲渡(リセール)
TIGETにはリセールというイベント主催者によって許可がされている場合に限り、正式に第三者へと譲渡できる「公式リセール機能」というシステムがある。近年、転売などで取り締まりが厳しくなっているため、このシステムはイベント参加者にとって、非常にありがたいものである。
リセールが成立した場合は、システム利用料(¥99/枚)を除いたチケット代金が払い戻される。成立しなかった場合には、通常のチケットと同様の扱いとなる。
注意事項としては、
- リセールへ出品しても、チケットのキャンセル扱いにはならない。
- リセールは『事前支払い(購入)』のチケットのみに対応している。そのため、『当日支払い(予約)』や『抽選』のチケットではリセールができない。
また、以下の場合はリセールは不可となっている。
- チケットが完売していない。
- チケットの販売期限が既に終了している。
抽選
抽選のあるチケットの入手するには、まず応募期間内にそのチケットに応募し、購入する必要がある。抽選に当選した場合は、その後は通常チケットと同様の方法でチケットを入手することができる。一方、落選した場合は、チケット代金等は自動的に返金される仕組みだ。返金されるまでの期間は、キャンセル後2週間後が目安であり、カード会社によって返金日が異なるので余裕を持って応募しよう。
抽選チケットの応募状況は、イベントページ下部の参加者リストにある「応募者リスト/管理」へアクセスすることによって確認できる。
また、抽選結果は登録されているメールアドレスへ通知されるが、抽選後であればマイページにも反映されている。応募者多数の場合は、抽選結果に指定された時間より15分程度のタイムラグが生じてしまうこともあるようだ。
本人確認
不正転売防止のために顔認証による本人認証が必要となることや、正規チケットであるかどうかを細かく確認するイベントもある。
今回は、本人確認としてTIGETが採用している「Face Open」という顔認証システムと、受付番号で確認する2つを紹介したい。
顔認証システムについて
【顔認証システムとは】
顔認証システムとして採用している「FaceOpen」とは、顔情報データを用いて本人確認を行う認証(バイオメトリクス認証)機能となる。
具体的なシステムとしては、まず初めにチケットを購入する前に購入者が予め顔情報データを登録する。その登録情報とチケット情報を紐付けることにより、当日のイベント会場でのチケットを表示した時にチケットに紐付けられた顔情報データとチケット所有者の顔情報データを用いて、本人認証 (バイオメトリクス認証) をおこない、データが合致する場合にのみチケットを表示する。
この方法の採用によって、チケットを購入して入場する際だけでなく、リセールを行う場合も安心して正規の方法で行うことができる。
【顔認証システムの流れ】
- 購入前にあらかじめ顔データ・顔写真を登録する。
- 入場の際、顔認証が求められた時にチケット表示時に登録した顔データ・顔写真と一致する場合にのみチケットが表示される。
※顔認証システムは本人確認が目的のため、年齢確認が必要なイベントの場合は身分証明書が別途必要となる。
受付番号
本人確認のための顔認証だけでなく、転売防止の観点から正規チケットであるかどうかを当日提示を求められる場合がある。その際は、以下のような確認が想定されるので、準備をしておこう。
【会員の場合】
- 申込者本人のアカウントのマイページから表示されたチケット
- チケットの時計表示が正しく動作しているチケット
【非会員の場合】
- 申込者本人の端末を使用し、申込確定メールにあるURLから表示されたチケット
- チケットの時計表示が正しく動作しているチケット
上記の正規チケットには受付番号が表記されているので、提示と同時に受付番号も確認可能である。なお、イベントによっては受付番号を整理番号として利用されることもあるので、必ずチェックしておこう。
取り置き先
TIGETではアプリがないため、以下の方法にて現在のチケット状況を確認する必要がある。
【会員の場合】
チケットはマイページに保存される。
そのため、ログイン後のマイページ上でいつでも確認することができる。
【非会員の場合】
チケットはメールにて送付される。
申込みが確定すると、申込時に入力したメールアドレス宛てに申込確定メール(件名「【TIGET】チケットのご予約ありがとうございます」)という内容のメールを受信する。
この予約確定メールに、チケットのURLが表記されているので、チケットを確認したり表示をする際は、このURLにアクセスする必要がある。
TIGETを利用した購入から入場までのまとめ
今回紹介したTIGETを利用する流れをもう一度おさらいしよう。
- TIGETを利用する際は、まずは会員登録をする会員になれば、チケットの管理だけでなくリセールや抽選のシステムも簡単に行うことができる。
- 支払い方法は、基本的にクレジットカード払いとなる。ただし、『バンドルカード』というアプリをインストールすることで、コンビニ決済や後払いなどにも対応できる。
- 購入したチケットは、マイページ上から随時確認可能である。
- 本人確認として、顔認証システムを採用している。本人確認が必要なイベントに参加する場合は、事前に登録を済ませよう。
TIGETではスマホ1台で完結できるシステムだけでなく、正規方法のリセールや顔認証システムの採用など、多彩なサービスを手がけている。
気になるアーティストのライブがあれば、まずは無料会員登録から始めてることをお勧めする。
動画配信
ライブ配信サービス「TIGET LIVE」を2020年4月28日から開始。Vimeo、YouTubeでのライブ配信に対応している。2020年6月25日からはマルチアングルライブ配信も提供している。また、NTTスマートコネクトが提供する動画配信プラットフォーム「SmartSTREAM」と連携。
Stay Connected with LIVE
2020年7月13日から全国のライブ配信ができる施設を探せる、ライブ配信施設検索サイト「Stay Connected with LIVE」を公開。
運営会社
TIGETの運営会社は、株式会社grabssで、他にWeb会議システムのBIZMEEなどを運営している。
会社概要
- 社名 : 株式会社grabss(グラブス)
- 住所 :
- 東京本社/〒154-0012 東京都世田谷区駒沢3-2-1 ヴェルファーレ彩駒沢ビル 5階 / 6階 / 7階(受付)
- 福岡オフィス/〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東1-11-15 博多駅東口ビル 2階
- 代表取締役 : 下平 誠一郎