LINEチケット(ラインチケット)とは|スマホ専用のチケットサイト

LINEチケット(ラインチケット)とは|スマホ専用のチケットサイト

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どーも!スタッフの渡辺です!

チケフェススタッフとして、あらゆるチケットサイトを総まとめする企画を始めようという事で、今回より執筆をさせて頂きます!僕なりにいろいろ調べてオリジナリティある記事にしていきますので、どうぞ何か不明な点があればこちらの記事を参考してみてくださいね。

今回はLINEチケットに関してです。

最近はほぼ出会う人全てが使用しているんじゃないかというくらい普及しているLINEですが、そのLINEでもなんとチケットが買えてしまうんですね!

ここではどんな方法でチケットを探せばいいのか、そして支払いはどうすればいいのか?などの気になる部分をまとめてみたいと思います。

LINEチケットとは??

LINEチケット公式サイト

LINEチケットとは、2018年10月に開始した一次流通といわれるチケット販売サービスです。チケット適正流通協議会のメンバーにもなっており、安心してチケットの購入が行えるコンテンツといえるでしょう。

Web版「LINEチケット」はお手持ちのスマホやタブレットなどの端末のLINE画面の中から登録ができ、LINEユーザーにとってはスムーズに手続きができるようになっているんです。

LINEユーザーじゃない人を見つける方が困難なこのご時世、ほぼすべての人が登録可能なコンテンツという事ですね!

チケットの検索そして購入から、当日の入場までの全てをなんとLINE上で完結できるという優れもの!

チケット購入者と興行主(チケット販売元)の双方がともに適正に運用できる「公式リセール(二次販売)」といういわゆる転売システムも併せて提供されているんです。

公式リセールという事は、チケットの買占めやプレミア化による価格の高騰を抑制し、安心して気持ちよく取引ができるシステムが整えられているという事ですね!

こちらのサービスの運営会社はLINE TICKET株式会社というところです。

コロナ以降、2020年8月3日からLINE LIVE-VIEWINGという有料オンラインライブ配信サービスをLINEが開始しています。

LINEチケットの概要

購入の流れ

  1. 会員登録
  2. チケットの選択
  3. 購入(決済)
  4. 発券(電子チケット)

というのが基本的な流れになります。

LINEチケットの場合は、LINEアカウントさえあれば、基本的に会員登録は不要です。

手数料は??

チケット購入の際に知らず知らずに引かれていたりする手数料。LINEチケットの場合はいくらになるのでしょうか。

LINEチケットの手数料構成
システム手数料 ¥330/枚
先行サービス料 ???
決済手数料:クレカ・LINE Pay ¥0
決済手数料:コンビニ・ATM・ネットバンキング(ペイジー) ¥220/件
発券手数料:電子チケット 無料

システム手数料

330円(税込)/ 枚

他のチケットサイトと手数料を比較すると、発券手数料が掛からない分、システム手数料は若干高めに設定されています。

参考:チケットを買いたいとき:購入手数料比較と注意点

先行サービス料

先行販売によるチケット購入に関してはこちらの先行サービス料がかかってきます。これは参考販売の場合のみで、チケット購入時の受付ごとに異なりますので、その都度申込画面に表示されるらしいので、そちらをご確認ください。

決済手数料

  • 無料 (クレジットカード決済・LINE Pay決済の場合)
  • 220円(税込)/件 (コンビニ支払いの場合のみ)

こちらは決済1件につき発生してくる手数料のようです。例えばチケット1枚購入でも、3枚購入でも1件として購入すれば220円以上はかからずお支払いとなるという具合です。

※コンビニ払いを選択した場合のみ

参考:チケット購入に必要な手数料

上記のようにLINEチケットは支払い方法によって手数料は変わる。その例が、同じくあらゆるサービスを窓口で行なうコンビニもその対象となっています。

私たちがコンビニ払いを選択したた場合、チケット代のお支払い1件毎に220円(税込)が決済手数料として必要となります。ですがちゃんと抜け道も用意されてるんです♪コンビニでのチケット購入であっても、購入時の支払いにクレジットカードまたLINE Payを使えば、この手数料はチャラ、すなわち無料にできます☆

キャンセル料はある??

急な用事が入ってしまった!一緒に行く友人の都合が悪くなった!現代人は何かと忙しく、予定もせわしなく変わりがちです。

急な予定変更で楽しみにしていたイベントに行けなくなり、チケットを返却したいとき、LINEチケットでは対応してくれるのでしょうか?

ずばり結論から言ってしまうと、購入側からのキャンセルというのは出来ないようです。

しかし、そんなあなたに朗報!チケットを手放したい場合は中古チケットとして、公式リセールに出品ができる為、この二次販売で出品するようにしましょう!

この公式リセールにおいては、出品側の取引キャンセルの場合には、20%(税込)(10,000円以下の場合は一律2,000円)のキャンセル料が掛かるので注意が必要です。

購入側はキャンセルは出来ません。

LINE LIVE-VIEWINGについて

ライブ配信アプリのLINE LIVEを通じて、有料のライブビューイングを視聴出来る仕組みです。

LINE LIVE自体は、誰でも無料でライブ配信が可能です。

公式リセールの使い方

他のチケットサービスでも行われているのですが、LINEチケットにも公式リセールの機能があり、中古チケットの出品・購入が出来るのです。

出品方法はとっても簡単。

まず、LINEチケットにてチケット購入をすると、購入したチケットはマイチケットという画面に表示されます。

リセールへの出品はこのマイチケット画面にある「出品する」を押すだけ!チケットの適正価格と手数料が表示されるので、確認し出品を押すと完了となります。

このとき、チケットにはリセール期間が設定されていたり、もともとリセールに出せないチケットもあるので、注意しておきましょう。

LINEチケット・リセール

チケット売上の回収

チケットが販売出来たら、送金申請という機能で送金します。 売上確定後、売上確定通知が届くのでそこから送金申請が行えます送金申請→振込申請→口座情報入力→入金という流れになるようです。

リセールチケットの購入

LINEと連動しているLINEチケットでは、リセール情報がLINEトーク画面にて流れてくるので、LINEをよく使う方にとっては情報を得やすいのが特徴のようです。チケットを買い逃したとしても、メルカリやヤフオクなどとは違い、商品の真偽と正当な価格でのやりとりが確約されているので、とても安心ですね☆

受け渡しに関しても、LINEは電子チケットとなるため、画面上での購入、出品、分配など、信頼ある取引が行えます!

リセールの手数料

LINEチケットのリセールには手数料が発生します。

LINEチケット・リセールの手数料構成
購入者 システム利用料 330円(税込)/枚
出品者 出品手数料 無料
販売手数料 販売価格の10%(税込)
振込手数料 330円(税込)/件

決済方法

電子チケットの決済はどう行えばいいのか?あまり電子チケットを使い慣れていない方は心配になるかと思います。端末にチャージすればいいのか?それともスマホの料金から引かれるのか?

LINEチケットでの支払い方法を以下にさっとまとめたのでご参照ください。

クレジットカード払い

クレジットカードの取り扱いに関しては、VISA、MASTER、JCB、アメリカンエキスプレスのカードが利用可能となっています。 近年はポイントを貯めたりマイルを貯めたりと、クレジットのお得意な機能を有効活用する人も増えていますね☆

ただし、リセールで出品されたチケットを購入する場合はVISA、MASTERのカードのみ利用可能のようです。 海外発行カードやプリペイド、デビットカードは利用できない場合があるので要確認をしてください。

コンビニ払い

皆さんが最もイメージ出来て、使い慣れている支払い方法はこちらのコンビニ払いなのではないでしょうか? コンビニ払いでは、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、そして北海道の人気コンビニ、セイコーマートでの支払いが可能なようです☆

LINE Pay払い

LINE Payを使用している方がいれば、このLINE Payも支払いに利用できます。しかもLINE Payをチケット購入に利用すると20%還元キャンペーンなどのようなキャンペーンの対象になる事も多いようですね!キャンペーンは時期によって変わる可能性もあるので、その都度サイトで確認しましょう!

キャンペーン期間であれば、20%がポイントとして戻ってきます。

LINEチケットキャンペーン

本人確認

そもそもチケットを買うときって本人確認とかしてたけど、LINE Payはそこのところどうなのでしょう??

本人確認のための情報

LINEチケットサービスにおいてチケットの申込み・購入・利用をされる場合は氏名の登録が必須となる。主催者等(当社にチケット販売等を委託する事業者、当該興行等の主催者、運営会社及び公演出演者の所属事務所等を指す)の意向により、一部の公演については住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、顔写真等を追加で取得する場合があるとのこと。

というように公式サイトには掲載があるのですが、LINEにアカウント登録をする際にスマホの端末情報を入れて番号認証を行なっていれば、特段追加で情報を入力したりなどの手続きは必要ないみたいです。

機種変更

機種変更を行った際には、LINEアカウントさえ引き継ぎが出来ていれば問題ありません。ただ、LINEアカウントの引き継ぎが出来てないと、LINEチケットで購入したチケットも使えなくなってしまうので注意が必要です。

発券

LINEチケットでは100%電子チケットになっている為、紙チケットの発券はありません。

発券が可能になるタイミングは、購入したチケットは公演によって違いますが、特定の時期に発券が可能になります。

分配・譲渡

LINEチケットでは、購入したチケットを他の人に分配することが出来ます。

LINEチケットの分配

ただし、主催者の意向により、

  • そもそも分配出来ないチケット
  • 最後の1つが分配出来ないチケット

などが存在するので、譲渡を考える場合には注意が必要です。

分配する時には、相手とLINEで友達になっていなくてはいけません。また、友達になっていても友達情報の選択肢に出てこない場合は、相手のプライバシー管理設定に問題があるケースがあります。

設定 > プライバシー管理 > アプリからの情報アクセス

が「常に許可」もしくは「お互いに友だちの場合は許可」になっているか、相手に確認してもらいましょう。

違法転売に関してのスタンス

よく昔はダフ屋といって、コンサート会場やスポーツ会場にはチケットあるよーあるなら買うよーを連呼する怪しいお兄さんたちがいたものですが、近年徐々にそういう人たちは少なくなってきました。その代わりに出てきたのが、ヤフオクやメルカリなどでチケットを高額に二次販売する買占め団です。

個人がモノを売りやすくなった時代、こういった人たちの悪質なお金稼ぎにチケットが用いられてきました。 このように、人気のあるチケットは手に入れることが困難なケースが多く、悪質な業者を含めて、不正な転売や買い占めが問題になっていたのですが、それを100%電子チケットによって解決したのが「公式リセール機能(2次販売)」という流通システムなんです。

このシステムによって各チケットごとに、リセールの可否、リセールの販売価格は主催者側によって決められていて、チケット購入を求めるエンドユーザーは安全、安心にチケットを適正価格にて売り買いできる仕組みがつくられています。

そもそもモノの媒介ではなくなるので、違法業者による管理はしようがなくなりますよね。そんな電子チケットの特性上から価格は適正価格に管理されていて、違法転売というものはないと言えるでしょう。冒頭に記載した「チケット適正流通協議会」という大手チケット販売会社などによって構成された団体にも加盟しているため、かなり違法転売に関してはかなり厳重に管理していると言えるでしょう☆

評価・評判・口コミ

上記のように違法転売がなくなることによる社会的な評価は高いものがあると言えますね。

  • 多くのユーザーが使い慣れているLINEと連携していること
  • 電子によって信頼できる価格で売られていること
  • 画面を見せるだけで入場ができること

などの利便性の評価は高い。

逆に電子チケットによるデメリット

  • 後に残らない
  • 機器の充電が切れた場合入場ができない
  • 機械トラブルが発生した場合入場が遅くなる

などでしょうか。

最後にLINEチケットの運営会社を下記に紹介します。

運営会社

LINE TICKET株式会社は、2017年9月に、

の3社の合弁で設立されました。設立と同時に、

の2社とも資本業務提携をしています。

沿革

  • 2018年10月 : LINE上で完結する、100%電子チケットサービスとしてLINEチケットをリリース
  • 2019年1月 : スポーツチケットを取り扱い開始
  • 2019年2月 : LINE MUSICとサービス連携開始
  • 2019年5月 : 展覧会・美術展のチケットを取り扱い開始
  • 2020年1月 : Suchmosの特別番組を「LINEチケット LINE公式アカウント」で配信

会社概要

  • 法人名 : LINE TICKET株式会社
  • 所在地 : 東京都新宿区新宿四丁目1番6号
  • 資本金 : 3億5,000万円(資本準備金3億5,000万円)
  • 経営陣 :
    • 代表取締役社⻑︓ ⾇⽥ 淳(現LINE株式会社 取締役)
    • 取締役副社⻑︓ 相⾺ 信之(現 株式会社アミューズ 取締役 専務執⾏役員)
    • 取締役︓室⼭ 真一郎(現 LINE株式会社 執⾏役員)、森 啓(現 LINE株式会社 執⾏役員)、大野 貴広(現 株式会社アミューズ 執⾏役員)
  • 設立年月日 : 2017年9月1日

LINE CUBE SHIBUYA

都内にあるコンサートホール。旧渋谷公会堂をリニューアルし、2019年10月にオープン。LINEは指定管理者の「渋谷公会堂プロジェクトチーム」(株式会社アミューズ、株式会社パシフィックアートセンター、LINE株式会社)の内の1社。合わせてネーミングライツ事業者にもなっています。

参考:LINE CUBE SHIBUYA

キャパ2,000名の箱は、山手線内にある会場としては最大級になります。

参考:ライブ・コンサート・フェス・イベント・プロスポーツの会場について

まとめ

誰もがほぼ毎日使っているかもしれないツールであるLINE。その画面を1~2回タップして、スクロールするだけでチケット一覧にたどり着けます。

LINEアカウントを持っていれば、誰でも気軽に購入ができる為、かなり利便性の高いツールと言えるでしょう!

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チケフェス編集部です。チケットサイトの使い方、業界情報、関連ニュース、最新情報なども発信していきます。 Twitterは @ticketfes です。中の人の趣味が偏っており、時折、メロコアやジャズロックについての記事も書いています。
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